熱々が嫌いな理由 [食]
子供の頃、母に連れられて、
デパートの食堂などでお昼ご飯を
食べることがよくあった。
食べている人のテーブルのすぐ横に立って、
次に座るのを待つのだ。
デパートが全盛の昭和の時代だ。
子供ながらに、そうやって待つのも嫌だったし、
待たれるのも嫌だった。
特に横で待っているのに、
ゆっくりなんぞ食べていられない。
待っている人にも申し訳ないから、
早く食べて席を立とうと思っていた。
それは今でも変わらない。
おかげで、早食いになってしまった。
混んでいるラーメン屋に入るのも、
イマイチ好きじゃない。
どうせならゆっくり食べたい。
なぜなら、猫舌だから。
待つのが嫌いな旦那殿でも、
大好きなラーメン屋なら、
少々なら待つことがある。
席が空いて座って食べるのだが、
外には行列たったり、次々にお客さんが入ってくる。
そんな時、特に女性や子供が、
ゆっくり食べていると、
空いてる時に来ればいいのに…
とか思ってしまう。
ってことは、自分もそう思われてるだろうと
勝手に想像してしまうため、
女だから食べるの遅いと思われるのが嫌で、
女性より、いやなんなら男性より早く食べてやろうと
ムキになってしまう。
猫舌なのに………
猫舌が急いで食べると、
まったく味わうことが出来ない。
だから、熱い！と思った瞬間、超イラッとする。
火傷しちゃうじゃない！じゃなく、
早く食べれないじゃない！なのだ。
結局、口の中を火傷して、
味なんかわからないうちに食べ終わる。
同じく入店した男性より早く食べ終わったりすると、
密かに心の中でガッツポーズを掲げる。
せっかくなら、ふーふーして、
火傷しないように、
味わってゆっくり食べたいので、
基本、空いているラーメン屋
が好きなcaverunaなのであった。
湯気が見えなかったので油断して一口食べたら、
めちゃくちゃ熱くてビックリしたー！(苦笑)
