昨年秋の帰省(5) [帰省]
駅でこんなチラシを発見したので、
行ってみることにした♪
誰もいないけど、入っていいのでしょうか?・・・
お庭で作業をしている方がいたので、一言挨拶をしたら、
簡単な説明をしながら案内してくれた。
振り向き如来像は、こちら!
え!?ちっちゃい・・・(苦笑)
勝手に大きな像を想像していたので、
神棚のようなところに、ちょこんとある像を見た時は、
正直意外で、笑ってしまった。
これが左甚五郎作、振り向き如来像か~
元禄6年(1693年)に彫られたものだそうです。
この極端な前傾姿勢は、如来がつまづいた姿では?と
伝えられているとの事。
チラシに書いてある説明を読むと、
この像が作られた江戸時代は、全国的にも採掘量が
多かった阿仁鉱山に、各地から多数の渡り鉱夫が訪れていて、
その中には過ちを犯した者や隠れキリシタンなど、
故郷にいられなくなった者が多かった。
「佛様でもつまづくことがあるのだから、一度や二度の失敗で
深く心を病ませることはない」
左甚五郎が如来像に込めた想いは、当時のままの姿で
現代に伝えられている。
なんでもこの像が、ひょんなところから見つかって、
公開するまでの姿に修復するまで、5年くらいかかったそう。
こちらが、本堂の龍の天井絵。
御住職が龍の夢を見たことで、畳9畳分にもなる巨大な龍の絵を
描いたのだそう。
小さいお寺ですが、展示の仕方が上手いです。
参考になるレイアウトなんかもあったりして、
とても見ごたえありました!来てよかった。
山門は、市指定文化財で、
京都知恩院の山門を形取って建立されたとの事。
さて、そろそろ駅に戻るとします。
阿仁の歴史を紹介した資料館・異人館。
こちらは、以前見学したので今回はスルー。
外観だけ写真におさめました。
こちらは、駅前にある「阿仁合の本屋やさん」。
無人販売です。
そろそろ汽車の時間が近づいてきました。
阿仁合の隣の駅「小渕」は、父方の本家があります。
最後まで楽しかったな♪
帰りは、一人でぷらっと電車日帰り旅だという秋田市から来た女性と、
ボックス相席。
鞄から遠慮がちにつまみを口に運び、ビールをチビリ。
一人旅を満喫の年配の女性。
旦那さんは家で留守番だそうです
母にはいい刺激になったかも(笑)
終点鷹巣駅に着くころには、日没。
鷹巣駅前も、ほぼシャッター街なんだけど、
古い空きビルだったところが、こういうシェアオフィスになってたりして、
若い人のパワーを感じました。
フリーきっぷを買ったので、お菓子ももらったよ♪
フリーきっぷ1枚の提示でマスクを1枚ゲット♪
秋田内陸線応援キャラクター「ないりっくん」がデザインされてます。
友人窓口で無料配布されていたポストカードもゲット♪
旦那殿へのお土産は、内陸線のてぬぐい。
夜は、一人晩酌。(母は呑めないので・・・)
やっぱり父が好きだった赤ワインも飲んでおこう♪
きりたんぽは、くたくたに煮込んだのが好き♪