イケメンに浮かれている場合ではないのだけれど・・・ [山]
駐在所へかけこんだのは16:30頃だろうか・・・
若いイケメン巡査は、
「すみません、もう帰るところで・・・」と言いながら、
鍵を開けて中へ入れてくれました。
「大丈夫ですか??」と一言詫びて中へ。
イケメンは、本当に帰る寸前だったようで、
ハーフパンツにTシャツ姿なので、
ぜんぜん警察官に見えず(笑)、
逆に「大丈夫だろうか?・・・」と不安になるも(笑)、
もうその時は、助けてくれ!の神頼み状態。
ノートパソコンで、caverunaから聞き取った内容を入力しだした。
これ、かなり時間かかっとる(笑)
「車で待っててもいいですよ~」というので、
お言葉に甘えて、友達の待つ車へ。
すると友達、「さっきから通りの向こうで若い女の子が、
ずっとこっちの様子見てるんだよね・・・」って。
「マジでか!?もしかして彼女でね???」
「金曜日だし、これからデートだったのでは???」
「え~!申し訳ね~!!!!まいったな~」(笑)
と話していると、通りの向こうから、その女の子が、
駐在所の裏口へ、一目散にダッシュして入っていった。
まもなく、イケメン巡査が、席を立って奥の部屋へ。。。。
「キャー!ぜったいもめてるよね!申し訳ねぇ~笑」
結局1時間近くいただろうか?
「田舎だし、そんなに悪い人もいね~ど思うので、
出でくるかもしれないですよ~」と言われ、
とりあえず帰ることにした。
この時までは、
ゴンドラ駅の駐車場で、
帰る際に車の屋根に財布を置いたまま発車して、
その後どこかに落ちたか、
もしくは、ゴンドラ駅から帰る際に、
サックをゴソゴソした際、
車内に実は落ちてしまい、
ソフトクリームを買おうと立ち寄った道の駅か、
鉄道の駅の駐車場を降りた時に、
車内から外に落ちてしまったか。
どちらかかな? と思って疑わなかった私達。
まぁ、そこに行きつくまでは、その日の行動すべてを
思い出す限り考えてみたりした。
ゴンドラ駅に行く前にコンビニに寄っているので、
その時は財布は合ったのだ。
そして、ゴンドラのチケットを友達がまとめて買うというので、
財布からお金を出して渡している。
そしてその時、財布、車に置いて行こうか悩んだことも覚えている。
もし、車に置いてって車上荒らしにあったら、
友達に迷惑かけるなぁと思ったので、
財布はザックに入れた記憶もある。
そして、山を下りるまで、財布は使わなかったので、出すことはない。
よって、昼食や雨が降って合羽を出した時など、
落とした可能性などもないと判断。
その時撮った写真も見直して、落ちていないか念のため確認。
ちなみに財布の中には、免許証もクレカも現金も銀行のカードも、
ほぼ全部入っていて、現金は3万円弱だった気がする。
帰りの飛行機のチケットは、チケットレスだったのが救い!
家に着いたのは20時だった。
母が、雨も降ったし、山で遭難でもしたのかと心配していたようだ。
こっちはそれどころではなくて、連絡することも忘れていたのだ。
友達のお母さんは、「探し物してて遅くなってる」という一報に、
「コンタクトレンズでも落として探しているのかと思った」という。
いずれにせよ、友達には本当に迷惑かけてしまった。
「まぁ、お母さんと、今日の騒動を酒のつまみにビールでも飲んでくれ!」
と言ってバイバイ。
家まで送ってくれて感謝。
お土産買ってきててよかったぁ~。
とりあえず一杯(苦笑)
母に一部始終を話したところ、
「落としてしまったもはしょうがない。
それより無事にケガもなく帰ってきてよかった」と。
つづく!