8月26日(手術当日) [帰省]
朝5時起床。
天気が良さそうなので、
洗濯物を外に出していたら、
家の前を、昔飼っていた猫にそっくりな猫が
こっちを見ながら歩いて行ったので、
あわてて追いかけた。
っていうか、幻?会いにきてくれた?
と思って、よくあるドラマのように、
目をこすったもんね(笑)
猫のあとをついて行ったら、
近所のおばさんと久しぶりに会った。
朝散歩らしい。
太ったから歩いてるんだって。でも6時前だぜ・・・
「帰って来てたの~?」って、しばし立ち話。
どうやら、さっきの猫ちゃんは、
ご近所の〇〇さん家の飼い猫さんらしい。
って、その家、小学校の同級生の家じゃん!
そういえば、そんなこと前に聞いたような気がするな。。。
弟にメールしたら、
「タマが他の猫の体を借りて、会いにきたのかもね♪」って。
だったら嬉しい^^
この日は、かなり冷え込んだ朝で、12度?14度?
父に車で駅まで送ってもらったんだけど、車の暖房入れてたよ!
父は、副作用が出てきたので、家で待機することに。
だって、待ち時間長いからさ。
もし、電車が途中で止まったりした時は、
父が車で病院へ向かうことにして、
caveruna、6:37発の電車に乗りました。
弘前着7:19、駅からタクシー。
8時面会と言われていたんだけど10分前に病室へ到着。
朝の猫の話を母にする。
「きっとタマがママの応援に来たんだよ」って
それにしても、弟といい、母といい、親バカである。
「似てるけど、でも、うちのタマの方がかわいい」とさっ。
ちなみに、うちのタマさんは、こちらです ↓
8:30にストレッチャーに寝せられ、ナースステーショ前で待機。
ドクターが来るのを待ちます。
ここからは、付き添う看護師さん1名と、主治医(執刀医)とで、
病室のある第一病棟(7F)から、中央診療棟の手術室(5F)まで移動なので、
家族は、第一病棟のエレベーター前でお見送り。
「いってらっしゃい!」と声をかけると、
「がんばる!」と母。
そう、母は、頑張って手術を受け、
まずは自分が元気になって、自分が父を看取るんだと。
だから頑張るんだと。
母が出て行った後の病室のベットは、別の人が入るらしく、
荷物をまとめて、看護師さんへ渡し、鍵付きのロッカーに保管。
看護師さんに、「エレベーター前のソファか、
エレベーター横の食堂で待機していてください。
外に出かける際は、知らせてください」と言われる。
とりあえず、エレベーター前のソファで待つことに。
昼に向けて、だんだんと人が増えてきた。
母の手術は、一番目っぽかったので、
最初は誰もいなかったソファも、同じく手術待ちの家族で
しだいに満席になった。
エレベーター前では、手術に向かう患者さんと、見送る家族。
その似たような光景が何度か繰り返し・・・。
それでも、一時間ほどで終わって戻ってくる人もいて、
母の手術がとてつもなく長く感じられた。
そろそろ、お尻に根がはえそうだったんで、
廊下を歩いたり、食堂に入ってTVを見たりした。
それでも時間をもてあまし、
パイプ椅子を並べて横になったりした。(やりたい放題)
同じく食堂で待っていたおばさんに、飴ちゃんをもらった。
「ただ待っているだけっていうのも、疲れるわよねぇ~」
と言って、私と、他の人にも飴をくばっていた優しいおばさん。
caverunaも今度からまねっ子しようかな♪
15:30に看護師さんに呼ばれ、手術が終わり集中治療室に移るので、
GICUに来てくれと言われる。
遅くて17時、早ければ16時頃かな?と思っていたので、
以外と早くてビックリ!
執刀医、担当医からの説明を受ける。
術式は、僧帽弁置換術。
前回の手術で修復していた僧帽弁、
人工羂索が切れていたわけではなかったとの事。
なのに、前突全体が左心室側に引き込まれているんだそう。
僧帽弁の修復だけでは逆流が制御できない形態の僧帽弁だったので、
予定どおり生体弁を使用した手術を行ったそうです。
手術中は、輸血を使用して、貧血や凝固能の改善。
心機能は、ペーシングと少量の強心剤で安定している。
というような報告でした。
ちなみに今回使用した生体弁は、エドワーズライフサイエンス社の、
「カーペンターエドワーズ牛心のう膜生体弁マグナマイトラルEASE」
という製品で、先日の説明の時に、「とてもいい製品で信頼している」
と医師が言っていた。
あと、数十年、出来るだけ長く・・・よろしくお願いします。
「癒着も思っていたよりなくて、順調に終わりました」と言っていたので、
おそらく何もトラブルなく終わったのだと思う。
今日は、人工呼吸器管理として、明日の日中に人工呼吸器からの離脱を
行う予定だと。
前回が、すぐ手術しないと助からないという状況だったのを思えば、
今回は、ある程度安心はしていたものの、
やっぱり終わってみて本当にホッとした。
その後、すぐに面会。
GICUは、
重篤な患者を集中的に看る所。Gは総合的Generalという意です。
ちなみに隣は、SICU=外科系集中治療室。
母は、麻酔で眠っているが、前回の手術の時より苦しくなさそう。
顔もわりとおだやかに見えた。
父もタイミングよく、ちょうど16:00頃到着し面会。
そろそろ抗癌剤の副作用が出てきて、しんどそう。
帰りは父に代わって運転して帰った。
車の中で、
「生クリームだけって売ってるの?」と父。
売ってるよと言うと、
「でも、スポンジと一緒に食べるから美味しいんだよな?」
って言ってる…
明日はケーキでも買ってきてやるか♪
「ここからはしばらく登りだから5速で」
「下りだから3速か4速でいいよ」
などどと隣で指示してもらいながら、走る家までの道のり。
「だいぶ慣れてきたじゃん!」と言われたが、
問題はここから、、、、、
車庫入れ。。。。。。。。。。。。。
スロープになっていて、縁石のところに板を置いてるんだけど、
そこで一旦沈むのね。
だから、うんしょっ!とちょっと勢いつけてバックで登らなきゃいけないんだけど、
それが怖くって、必ずエンストしてしまう。
何回もやってるうちに、お隣さんが何ごとかと出てきて、
しまいには、「がんばれ~!もっとふかせ~!」とか、
応援されちゃって、冷静になれない(笑)
静かすぎるって嫌だわ・・・。