8月24日 [帰省]
午前中9時の高速バスで弟が帰っていった。
帰る前に、父から何やら私達に説明があると・・・。
テーブルの前に出された用紙は、
父の葬式の名簿だった。
祖父の時も、祖母の時も、
念入りに、ぬかりなく、けっこう前から準備してた父。
自分の時もそうなのだな。
私達が、ゆくゆくはやらなきゃいけないこと。正直助かる。
葬儀に呼ぶ人、喪中葉書だけで知らせる人など、
住所、電話番号、続柄などが手書きの表にまとめられている。
まぁ、本人が思っているより、私達が思っているより、
案外長生きするような気がするけど、
なんだかちょっとだけ寂しい気持ちになりました。
そんな父ですが、
弟を駅まで送っていって帰って来ると、
鼻に毛穴スッキリシートを貼りだしました(爆)
「ドラッグストアのカードをママが病院にもってっちゃったから、
次病院へ行ったら、もらってきて~。月末ポイントデーがあるから、
毛穴スッキリシートを買いに行きたい♪」
なんて言ってます(笑)。
ちなみに、後日母にその事を言うと、
「私は何回も説明したのに!病院に持ってくるはずないじゃない!
ラックの、封筒の中に入ってるって、
何回言っても忘れてるのよ、あの人は!」
って、怒ってる・・・怖い(笑)
この日だけ予定が何もなかったので、
父に許可いただき、
午後から友達と弘前へ遊びに行ってきました。
GWに会った時、うちの父の話を聞いてもらってたら、
「2年前に亡くなった姉さんのことを思い出す・・・」と言って泣いた友達。
あの時は、思い出させて悪かったなぁと、ずっと思っていたので、
この日は、とにかく二人で悲しいことや不安な事はちょっとだけ忘れて、
大笑いしたかったんだよね♪
しかし、お盆を過ぎたというのに、暑いです・・・
いつもはお盆を過ぎるとぐっと涼しくなるのに、
日中も30度近くあるし、夜も扇風機つけて、窓開けて寝てました。
だいたい毎日6:30~7:00起床。
一軒家の専業主婦って大変でござる。
家の中歩き回るだけでかなりの運動量。
神棚と仏壇に、水、塩、ご飯、お茶など、お供えを毎日。
ご飯は、拝んでからすぐおろすけど、
お水、塩、お茶などは、夕方におろして片付ける。
この作業は、父も手伝っていたとみられ、
いちいち私に指示して来る、案外細かい(笑)。
他にも、洗面所を使ったら、水滴はこのスポンジで拭いて♪とか、
排水溝の汚れは、この洗剤で綺麗になるよ♪とか、
まるで姑のよう(笑)
こんな細かかったっけ?(苦笑)
まぁ嫌な言い方じゃなからいいけど・・・。
朝ごはん食べて、昼ご飯食べて、晩ごはん食べて、
その間に、父が一人でいる時のおかずを作りおき(ストック)。
ステテコのゴムがゆるくなったから交換して♪とか、
いや~ほんと、新聞読む暇もなかったな(苦笑)。
もうフル回転!自分の時間などありゃせん。
8月23日(手術の説明) [帰省]
13:00前に母の元へ到着。
13:30麻酔科へ行ってチーフである女医さんから説明受る。
当日は、麻酔科医(女性)2名の他、このチーフの女性も同じフロアにいるそうだ。
麻酔から覚めるのは、翌日以降。
体の状態を見ながら麻酔から覚ますので、いつかは言わない。
同じ箇所の2度目の手術になるので、
出血しやすく、その分時間もかかるかもしれないとの事。
次にICUへ行ってICUの説明。
その後、DVDでICUの紹介映像を見ました。
そのうち、説明もロボットになりそうだな・・・。
10分くらいのDVDが終わったところで係りの人が、
「ICU見学できますけど、どうされますか?」って。
前に入っているので母も、弟も、私も、けっこうですと断った。
ちなみに、ICUの面会は一度につき10分以内。
通常は13:00-19:30だが、
手術当日だけは、何時でもいいと言われた。
14:00から、ナースステーションの奥の部屋で手術の説明。
常々診察してくださっている先生が説明してくれました。
この医師は、前回の手術の際も立ち会っていた人で、
週に一回、大館の市立病院に来ているので、
母のことをずっと見ていてくれている先生だ。
今回弘前の病院に入院してからの主治医は、
手術当日の執刀医でもある中国人の若い男の先生。
(この時は、まだお会いしていない)
8月は、学生が夏休み中なので、
以前のようにうじゃうじゃいた研修医は、ほとんど見かけず静かだ。
caverunaは、先生の腕の毛がもじゃもじゃで、
ずっともじゃもじゃを見ながら説明を聞いていました(笑)
だってすごいんだもん・・・
母は三年前に心臓の僧帽弁形成術という手術をしました。
前回の手術が失敗というわけではないのだが、
この手術をしたのに、弁の逆流が治らず、
人工弁に置き換える手術をすることになったのだ。
前回の形成術は、自分の弁はそのままだが、
縫ったり繋いだりして修復する手術。
今回は、人工の弁に置き換えるのだが、
人工弁には機械弁と生体弁があって、
どちらにするか患者側で選択できるのだ。
機械弁は、寿命も半永久的なんだけど、弁の周りに、
血液が凝固しやすいので、毎日ワーファリンなどの薬を
飲まなければなりません。
一方生体弁は、牛の心臓や豚の大動脈弁を加工したものなので、
血液が固まる心配もないが(術後3ケ月だけワーファリン服用)、
一般的に15年~20年の寿命と言われており、
寿命が来ると再手術しなければならない。
先生からは、80代になってからでは体力的にも手術は大変だから、
手術するなら今!と言われたわけです。
先生の丁寧な説明を聞き、
相談することもなく、三人同意見で「生体弁でお願いします」と返事をした。
手術はトータル7時間を予定。
まぁ手術そのものは2~3時間くらいなんじゃないかな?
術後の処置や、様子を見るのに時間を要するのだと思う。
この日は、これで終了。
説明を聞いてたら、「だんだん怖くなってきた・・・」と母。
だって、心臓一旦止めて手術するんだもんな・・・
たのむよ先生・・・
前回は家から救急車で運ばれる時点で、心不全をおこし、
大館の病院から救急車で弘前の病院へ。
救命救急センターのICUで数日しばらく様子を見てからの手術だったので、
倒れてから麻酔から覚めるまでまったく記憶が無い母。
「記憶が無い方がいいわぁ~」なんて言ってたけど、
その分、今回は術後は早く回復しそうだ。
この日、21日に抗癌剤投与の為入院していた父が、
午後に退院してきたので、急いで帰る。
青森県と秋田県の県境にある矢立峠は、いつも天気が変わる。
冬は吹雪になるし、積雪量がドカンと変わる。
冬じゃなくて、ほんとによかった。。。
家の車がマニュアルなので、
caverunaが運転したら生きた心地しないだろうな・・・って思った。
帰ったら、父が、もうグラスとお箸をテーブルにセッティング済だった(笑)。
抗癌剤投与後はいつも元気なのだ。
副作用が来るのが一週間後くらい。
弟が中華系が食べたいと言うので、スーパーで焼売を買ってきた。
あとは冷蔵庫にあった茄子とピーマンで、味噌炒め。
父は、気分が良かったのか私達につきあって、ワイン少しを飲んだ。
つづく
8月23日 [帰省]
母が退院するまでに、
あと何回帰省するのかわからない為、
極力お金はかけれません。
よって、一番安く帰れる、「上野-弘前」夜行バス
を選択したcaverunaです。
だって、弘前から大館の電車賃760円を足しても、
「池袋-大館」夜行バスより安いんだもん。
しかし4列シートは、
隣に見知らぬ人が座っているせいで、
無意識に極力動かないようにしていたのだろう、
エコノミー症候群になるんじゃないかってくらいに、酷かった。
トイレ休憩で席を立った時、まっすぐ歩けなかったもん(苦笑)
おかげで、二、三日足がパンパンでした。
さて、定刻通り7:00に弘前BTに到着しました。
弘前で半分くらいの人が降りたなぁ。
残る人は、もう一時間弱乗って青森まで。
バスターミナルは、イトーヨカドーとくっついています。
何かと便利やな♪
バスターミナルから駅までは、そんなに離れていないはずなので、
とりあえず駅まで歩いてみます。
弘前は、いつもほとんど車でしか来ないので、
はっきり言って右も左もわかりません。
勘で歩きます(笑)
ん?なんだか魚のにおい・・・
海、ないのに・・・
と思ったら、
バスターミナルのすぐ近くに「虹のマート」っていう食品市場があるんだけど、
魚臭は、ここからでした!
海鮮系とか、あと、お惣菜もいろいろあるらしい。
行ってみたかったが、開店8:00なので断念。
この市場が開場したのは昭和31年。
それまで鰺ヶ沢まで行ってた人々が、
新鮮な海産物を求め、この市場に集まってきたらしいです。
(写真撮っとけばよかったな・・・)
小雨がぱらついていました。
駅前って、こんなになんも無かったんだっけ~?
駅前がさびれてて・・・大館とだなーなんて・・・。
駅前のポスト。
駅構内のでっかい林檎。
このゆるキャラ?なんだろ?
駅前には、ビジネスホテルが建ち並んでいます。
大館には、東横ないもんなぁ~。
一足先に帰省している弟に、朝ごはん買って帰ろうか?とメールしたところ、
「じゃあ米系で!」というので、
売店に駅弁とかあるのかな?とのぞいたけど、お土産品しかなかった。
シードル、いっぱいあるね♪
お店も、ファミマ、ドトール、ヴィドフランス、立ち食い蕎麦しかやってない。
あきらめて、大館に着いてから調達することに。
あ~前にやったな、この顔ハメ。
今回は一人なので、撮れないわ・・・。
なんかオシャレよね、弘前って・・・
しかも、発車メロディーが津軽じょんから節なのよ。かっけー♪
興味のある方は、YouTubeで聞いてみて♪
大雨警報が出てたみたいで、電車も若干の遅れ・・・
平日とあって、学生たちでいっぱい。
でも、座れる程度。
都会の通勤電車とは違うのよね。。。
7:53発の電車で、大館に8:38着。
10分くらい度遅れたかなぁ。
大館駅の発車メロディーも良いですよ!
気になった方は、YouTubeで聴いてみてね♪
上り1番線が「ハチ公物語」、
下り2番線が「きりたんぽ物語」。
いずれも地元大館を拠点として活動するダックスムーンさんの曲♪
caverunaは、2番線のメロディーがお気に入りです。
もちろんダックスさんの原曲も素敵です。
ちなみに当初は「因幡晃の曲の方が有名でないの?」
っていう声もあったそうですが、
暗い曲が多いってことで却下となったようです。
駅までは、弟が車で迎えに来てくれました。
父は入院中です。
駅前の秋北バス発着所の中にある秋北食堂が、確か8:30からだと
思い出したので、さっそく行ってみました。
ちなみに、弟はお初だそうです。「前からあったっけ?」ってな感じ。
caverunaは、三度目ましてかな。
ご飯とみそ汁は、セルフで、おかわり自由。
朝定480円だったかな?まいう~
家に帰って一息ついていると、来客や電話などetc・・・
両親二人ともいない為、町内会の伝達の電話とか、
なんのことやらさっぱりわがんね(笑)
台所で洗い物してたら、ピンポーンが鳴って、
「10月の発表会だばって、稲刈りで出られね~!」
と言いに来たお父さん。
弟が「今誰もいなくて~」と言うと、
「あや~!父さんにそっくりだな!」
って、言われてたけど、どこの誰?(笑)
後で、母に特徴を伝えると、「あ~〇〇さんの父さんだ!」
「ほら!あんたの同級生の〇〇子さんのお父さんだよ!」
えっ!まじで?!挨拶すればよかったー(笑)
と、こんな具合。
月末なので、集金が何件か来るからと、
母からの引継ぎメモに目を通したり・・・
11時過ぎに家を出て、弘前に着いてから昼食。
運転は、弟。
弟は、父同様、車の運転がうまいので、ほんとに助かる。
カーナビ無しでも、ぜんぜん運転できる。尊敬~
ラーメン屋に入りました♪
弟は、煮干しラーメンの中辛。
これがけっこう辛くて、中にしておいてよかった・・・と、
汗かきながら食べていた弟。
caverunaは、蛤と煮干しのラーメン♪
チャーシューもやわらかくて、めっちゃまいう~でした。
つづく!
8月22日 [帰省]
お盆休みから一週間後、
8月22日(木)に再度帰省してきました。
22日は、仕事が終わってから一旦帰宅。
速攻でご飯を食べて、
20:47の電車に乗り、上野に21:30頃着。
22:00上野発の夜行高速バス「パンダ号」で弘前へ。
上野だからパンダなのか、眠れず目の下にクマができるからパンダ号なのか。
まぁ¥5,500の激安運賃なので、耐えます。
ちなみに、大館までのバスは、独立3列シートで1万円弱。
パンダ号は、四列シートでこの日は¥5,500なり。
しかも、大館より50キロ遠い弘前なのに!激安!
三度もトイレ休憩するためSA停車するのに、
大館便と同じ9時間って、弘南、どんだけ飛ばすねん(笑)
乗り場である昭和通り沿いのdocomo前には、すでにけっこうな列。
地べたに座ってバスを待つ・・・
地べたから見上げる風景も、
あ~なんだか学生の頃を思い出すなぁ、なんて思ったりして。
しばらくして、一台の夜行バス。
岡山・倉敷行だって!
青森より遠いじゃん(だよね?)
つわもの、いるんだなぁ~
さて、さて、弘南バスも到着しましたよ。
この日は、ほぼ満席。
平日なのに混んでるのね。。。8月だから?
まだ夏休みの人もいるのかな?
初めての弘南夜行バス。
秋田県人にとっては、ちょっぴりアウェイ?な緊張感。
1号車は、男女兼用、2号車は女性専用車。
caverunaは、女性専用車を予約しました。
大館便にも女性専用車があればいいのに!(切に願うよ)
だってもうさ~、乗った瞬間いい匂いだもの(笑)
メイクオフしている人もいるし、
あ~、女性専用車にして正解だった♪
弘前までは、もちろん3列シートのトイレが付いてるバスもあるんだけど、
1万ちょっとするのよね。
パンダ号も、ツーマンで運行するんだけど、
3列シートバスのように、乗務員の仮眠部屋が無いので、
一人は、最前列をつぶして休んでいるみたいです。
最前列と乗客の間は、カーテンで仕切られちゃうので、
さだかではありませんが、一番前の席には、
乗務員の寝床となるマットレスとおふとんが置いてありました。
補助席も倒して、フルフラットにしるのかしら?うらやましい。
caverunaは、乗客の中では前から2列目の窓側。
すぐ消灯になってしまうだろうから、
最初にシートを倒しておこう。
後ろの女性に声をかける。
感じのいい返事をもらう。うふふ、女性専用車の醍醐味だわ^^
えっ!?けっこう倒れるよ!
ネットでググったら、3列のバスも4列のバスも、
シートの倒れる角度は同じだとレポしている人がいて、
なるほど、そうかもなぁ~と思いました。
しかも、大館のバスよりシートの座り心地が心なしか良いのですが・・・
気のせいかな?(笑)
お隣りは、無口な女の子で、ずっとスマホのゲームやってる系。
備品はブランケットとゴミ袋のみ。
今回も、caveruna夜行バス三種の神器である、
エアネックピロウ、小さい筒形のマクラ、小さ目のバスタオルを持参。
今回はこれに、通販で買ったフットレスト(足用ハンモックのようなもの)を追加して、
ほぼ完璧(たぶん)。
※小さい座布団があればもっと完璧なんだけど、もう鞄に入りませんでした。
トイレが付いていないバスなので、
計三回サービスエリアに停車します。
最初は、佐野、23:20くらいだっかな?(それにしても早いな)
1時間くらいうとうとしていました。
前の晩あまり寝てなかったのが正解です。
出発時刻は23:30。トイレへGO!
とりあえず降りてみたけど、ここはどこ?状態。
けっこうな遠くに停めたらしい。
ほぼトラック街だ。
前に降りた人が、どっちに行ったのか、追えなかった。
ちょっと歩いてみると、
「こちらにもトイレあります」の看板があったので、
そのトイレに入った。たぶんトラッカー用のトイレだな。
迷子になりそうなので、サービスエリア(店舗棟)には行かずじまい。
まぁ、行ってもやってないからね(いつまで続くストライキ)
ここからさらに2時間くらいで、国見到着。(やっぱ早いな)
国見は仮店舗、仮設トイレっていう、
なんともテンション下がるねぇ~
最後の紫波に4:43着。(渋滞も事故もないって、超早なのね・・・)
毎回、トイレに行ったcaverunaですが、
お隣の女の子ったら、一度も行かないんですもん、ビックリだわ!
そのたびに、すみませんって、席を立ってもらうのが申し訳ねぇだ(苦笑)
でも、考えてみたら、caverunaも若い頃はそうだったのよね。
若いって素晴らしいわ・・・。
それとも、もしかしてオムツ?
ちなみにcaverunaは、もしもの時のためにポイズだわよ。
つづくぜ!