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よかった… [家族、親族]

ちょうど一週間前の水曜日、
いとこの男の子が、
夕方17時から、IVR室に入った。

年末にまた調子が悪くなり、
今年に入ってすぐ入院、検査…

17時10分頃、実家の母から電話で、
すぐ病院に行って!との事。
ちょうどBlogの、炒飯の記事を
書き上げようとしていた時だった。

とにかく緊急で治療することになり、
その最中に血管が破裂する危険があるので、
もしものことがあるから、
私と、弟にも連絡して、
急いで病院へ行くように!との事。

弟に電話したら、
ラッキーなことに、
今から和光市の病院に納品に行くから、
車でそのまま一緒に行こう!との事。
我が弟は、仕事で、都内、関東近辺の
病院まわりをしている。
なので、たいがいの大きい病院は、
弟について歩けば、
迷うことなくたどり着ける。
とっても役に立つ^_^
和光市駅前で待ち合わせして、
車で千駄木にある日本医科大付属病院へ。

病室へ行くと、叔父さんがいた。
じき、次男君も仕事を終えて、横浜から到着。
処置中に何かあったら、
すぐ呼び出しがかかるというので、
4人で祈るように病室で待機。

image-20140219021342.png

消音のテレビ…
オリンピックのカーリング女子
日本×ロシアたったかな?…

それから待つこと4時間半…
3時間くらいかな?と言ってたので、
何も連絡ないってことは、
大丈夫なのかな?
私は、連絡をもらってから、
ずっとおばあちゃんに助けを求めた。
亡くなるまでずっと、
いとこの子(おばあちゃんにとっては孫)の
ことをいつも案じていたおばあちゃん。
田舎でいうところの「拝みやさん」
に見てもらいにも行ってた。
(霊媒師みたいな人?)
そろそろおばあちゃんの命日でもあるし、
なんとか助けてくれ!と、
何回も何回も、呪文のようにブツブツ
言いながら…

21時に病棟は消灯になり、
個室しゃないので、
私達は、廊下のソファで帰りを待った。

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廊下まで真っ暗なのね…
しかも寒い…

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無事処置が終わったというので、
私達は、先生に呼ばれた。

長い間の透析で、全身の血管がボロボロに
なっているという説明。
それは、前から聞いていたこと。
今回は、大腸に行く血管が詰まり、
大腸が壊死しかかっているとの事。
でもその血管を治療するのは、
もはや無理というか、手を出せないくらい
危険だそうで、やむなく、他の血管に
ステントを置いて、様子を看ることに
したとの事。
ステントとは、金属の筒状の、
そうだな、ストローみたいなもので、
詰まった血管にそれを置いて、
広げるみたいなもの。
でも、どの血管もボロボロになっているので、
その処置の最中に、血管が破裂する危険
があるというわけだ。
足の血管も詰まっていたので、
ついでにそっちもやってくれたみたい。

とりあえず成功したが、
問題は、壊死した大腸が回復するかは、
もう少し様子を見ないとわからないとの事。
もしダメだった場合は、
今回手をつけられなかった大元の血管に、
ダメ元でステント置いてみるしかない
と先生。
普通なら、壊死した大腸を
外科的手術で切ってしまうのだが、
切ったところで、
もはやつなげられる血管がないらしい…
じゃあ危険だからって何もしなかったら
どうなのるかと言ったら、
残念ですが、お亡くなりになりますとの事。
念の為、他に方法はないのか、
外科医にも知恵を出してもらおうと
思っていますと言っていたが…
あー、医龍の朝田先生はいないのかな?
とか、マジで思っちゃったよ>_<

最後に、
今回は、大腸の血管だったけど、
次はどこの血管か…
もし心臓の血管だった場合は、
覚悟してくださいと言われ…
これからは、急変の可能性もなきにしも
あらずなので、
人口呼吸器と、心臓マッサージは、
どうするか聞かれた…
これって、
延命なの?救命なの?
私には落ち着いて考える頭など、
なかったよ…
叔父さんの意思は、もう決まっていて、
叔母さんの時と同様、
苦しまないで逝かせてあげたいから、
何もいりません…

私が口出しすることじゃないけと、
患者のQOLの維持、向上って、
決断する方は、難しい問題で、
「その時」にならないと、なかなか…
私だったら自問自答の繰り返しだ…

22時頃、やっと本人が病室に戻ってきて、
顔を見ることができた。
また来るよ^ ^と手を握って、
皆、病室を後にした。

それから数日、危険な状態…
痛みと苦しみで、話も出来ない様子
だったらしいが、
昨日やっと、
治療の経過がいいみたいで、
落ち着いてきたと叔父から連絡があった。

今までもそうだけど、
これからも、こうやって何回も
危険な状態がおとずれるに違いなくて、
回を重ねるごとに、
確かに状態も悪くなってきている。

image-20140219013901.png

先週の「DrDMAT」で、
末期のガン患者に、
「先生、どうせ長くないなら、
今楽にしてくれ」と、救命を断られた
大倉君扮する八雲先生が、
家族に言った言葉、
「一週間でも一日でも一時間でも、
長く生きられるなら、僕は助けたいです」

今回も、危険な処置を、
どうにか頑張ってやってくれた先生に、
感謝するとともに、

奇跡ってあるのかな?

って毎日考えてしまう私です。

若すぎるよ…

まだまだ生きられるよね!
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コメント 8

ソニックマイヅル

おはようございます。大変な状態を察しています。少しでも良くなって頂きたいと遠くからではございますが応援させて頂きます。
by ソニックマイヅル (2014-02-19 07:38) 

caveruna

ソニックマイヅル様
少し安心しております。
運良く退院できるかもしれないしね!
こればかりは、誰にもわからない
ので、希望は捨てずに…って思います。
by caveruna (2014-02-19 10:18) 

song4u

良かった・・・
心の底からそう言える日が、一日も早く来るといいですね。
そうなることを祈ります。
by song4u (2014-02-19 13:05) 

caveruna

song4g様
良くなる病気ではないのは、
みんな昔からわかっていても・・・
それでも、希望は持ちたいです。
by caveruna (2014-02-19 13:11) 

オカジュン765

こんばんは。まいど訪問おおきにです。
少しでもよくなる方向に向えばいいですね。
QOLの維持、向上は難しい問題ですね。私は自分がいつどうなるかわからない状態なので、いざというときのために一切の延命処置を行わないよう、その後の事も含めエンディングノートを残しています。
by オカジュン765 (2014-02-19 20:07) 

caveruna

オカジュン765様
自分はこうしてもらいたい、
って、なかなか口では言えないし、
いつ何があるかわからないし、
エンディングノート、
いいと思います^_^
by caveruna (2014-02-20 05:21) 

式守錦太夫

一言じゃこの記事にコメできないです。
登場人物のそれぞれが、それぞれの立場でものを考えているし、
そのどれも100%の答えじゃない気がします。
であれば本人の意思が尊重されるべきだと思うんだけど、
医学が進歩して、生命維持装置をつければ意志とは関係なく生きられるし。
すごく考えちゃいました。
自分がどの立場になっても、キチンとした判断できるかな?って。


by 式守錦太夫 (2014-02-20 23:20) 

caveruna

式守錦太夫様
遅かれ早かれ、
人間には、その時が来るんだと、
頭ではわかっているけど、
難しいです…
とりあえずは、落ち着いたみたい
なので、しばし安心です^^;
by caveruna (2014-02-21 02:52) 

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